とらきす の ぐだログ

とらきすのぐだログ

ぐだぐだとなんかするブログ。

「日常」のフォント

前々から言っていたやつです。

ふむ、なんか雑談でも書こうかと思ったのですが…

あ、

そういえば、このあいだを見まして。…唐突でスミマセン。

その夢の内容ってのが、学校みたいな所でウサギの着ぐるみ(等身大かそれ以上)に追いかけられるってやつだったんです。
…何だろ、笑顔だけど笑ってない、と言いますか、着ぐるみ特有の無表情さと言いますか…そんなウサたんが誕生した経緯なんかも、何故かやたら細かく設定されていて、それがまた妙に生々しくて、超怖かったんですよ。

最初は、ウサたんに追いかけられるとこから始まり、一旦逃げ切って、なんか他の逃走者が集まってる部屋みたいなとこに辿り着き、あのウサたん誕生の経緯を聞き、そしたらなんか壁を破壊してウサたんが部屋に乗り込んできて、また逃げる羽目になって…その途中で目が覚めました。AM-03:00でした。

何というか…すごいですね。夢って。知りもしないことをあれだけ精密に構築できるなんて。
人間ってすげぇ。


さて、今回は 日常 のロゴフォントについて書こうと思います。

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「日常」の部分は、 FOT-筑紫明朝 Pr6 L(フォントワークス) ですね。やや独特な字形を持つ明朝体で、伸びやかな線使いが素敵。

欧文は苦手分野である私ですが、「nichijou」や「arawi keiichi」の部分は、とあるヒントのおかげもあってか Helvetica LT Std Bold(Linotype) だと簡単にわかりました。サンセリフの王様とも呼ばれているフォントですね。
まぁ、ヒントというのは、アニメの中でちょいちょい流れる「Helvetica Standard」というショートコーナーのことです。原作者の方も昔は写植の仕事をしていらっしゃったようですし、多分そういう事ですよね。
元々、HelveticaかArial(Monotype)のどちらかかなーなんて思ったりしていたのですが、Helvetica Standardを一目見て確信しました。


んー、他に書くこともないので、日常ロゴを、他のフォントで作ってみますかね。

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A-OTF リュウミン Pr6 L-KL(モリサワ) と、Arial Bold(Monotype) です。
ぱっと見は、わかりませんね。「常」の主張がやや強くなったかも。

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A-OTF A1明朝 Std Bold(モリサワ) と、MO ClearTone SG Bold(モリサワ) 。
私、A1明朝、好きなんですよ。もう少し細いウェイトのものがあったら尚良いのですが。
欧文は、モリサワオリジナルのフォントですね。Helveticaなどのメジャーなフォントに負けず劣らず、とても可読性が高いように思います。

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FOT-マティス Pro M(フォントワークス) 、Calibri Bold(Microsoft) 。
こうしてみると、マティスは…なんというか、字形設計の方向性みたいなものが、筑紫明朝とやや似ているような気がします。まあ確かに細部は違うのですが、雰囲気に何かしら通ずるものがあると思うのです。…とはいえ、ハネの処理が少し違いますね。
Calibriは、Microsoft謹製のフォントです。Windowsを使っているのであれば、はじめからインストールされているはず。Helveticaなどと比べると、やや丸っこい設計になっているようです。最近の英語版Microsoft Officeでは、これがデフォルトフォントに採用されているそうですね。字形が他より少し小さいので、調整に苦労しました。

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小塚明朝 Pro R(Adobe) と、Gill Sans MT Bold(Monotype) です。
「日」がやや横につぶれたように見えてしまうのがネックでしょうか。 Gill Sansは、けっこう有名な欧文フォントですね。字幅の大きい文字と小さい文字にメリハリを利かせており、それと鋭い切り返しが特徴…だと、個人的に思っています。

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昭和モダン体(MPC) 、Lithos Pro Black(Adobe) です。
完全にネタ枠。太めのウェイトを持つフォントを選んだので、とてもポップな印象に。

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DF金文体W5(ダイナコムウェア) と、Constantia Bold(Microsoft) です。
こちらも、大概ネタ枠ですね。
ですが、金文体の持つ独特の優雅な雰囲気と、セリフ書体であるConstantiaの上品さが相まって、結構良い出来だと思います。こういう看板のバーありそう。


ややはしゃぎすぎてしまったでしょうか。

そんなに丁寧には作っていないので、文字の配置とかバラバラですけど…許して。

彼岸帰航をちょっと耳コピしてみたかった

※ 今は全部MQubeに置いてあります。

(2017/03/10 ちょっと彼岸帰航の耳コピを更新
というか、先程、ニコニコ動画にてわほた氏作の彼岸帰航耳コピを拝聴させていただいたのですが、これがもうめちゃくちゃ似てるのです。野生のZUNタグが付く方ですもの…そりゃ似てる訳だよ…ブラスがメインに入ってくるあたり以降の発狂ベースも完璧…!
…ちょっとやる気が失せました。もちろん、わほたさんは全然悪くないのですが。私の技量の問題ですね。…あれと同クオリティのものを作れる自信は、正直言ってありません…
ぜひ一度視聴してみてください。他の作品も素晴らしいものばかりですよ)

ということで、冒頭だけ耳コピをば。
SoundCloudだと、なぜかうちの環境では変な音になるんですよね。高音がボヤけるというか。

ですんで、Dropboxから引っ張ってくることにしました。

彼岸帰航(冒頭のみ)
タムの聴き取りが難しい…多分全然違います。
マスタリングもほぼしてないから、勘弁してちょうだいな。


あと、その他に作ったものも置いときます。Ogg Audioファイルなので、一旦DLしないと再生できませんが…
もしもPCで再生できない場合は、拡張子を.oggに変えてみてください。(流石に.ogg再生できないプレイヤーはないでしょうし)

MP3プレイヤーを貼り付けておきました。
以下は.ogaから変換したものなので、音質は勘弁してください。
プロジェクトファイルは残っているのですが、現在再現ができない状態なんです。
というのも、今、春休みなので実家に帰省(寄生ともいう)しているのですが、うっかり、寮にUSB-eLicenserを忘れてきてしまいまして…そんなわけです。許してね。

クリスタライズシルバー(冒頭のみ)
例のアレ。

Download


春色小径(作成途中)
明らかにリバーブかけすぎなヤツ。
スピーカーで聴くとわりとそれっぽいのですが、ヘッドホンで聴いた時のコレジャナイ感には、凄まじいものがあります。

Download


妖怪の山(ダブルスポイラー) ドラムのみ
GA2のテスト。

Download


欲深き霊魂 ドラムのみ
上に同じ。

Download


もう眠くて仕方がないので、気が向いたら、mp3に変換してプレイヤーを貼り付けておきます。
ちなみに、この中で今後完成まで持っていく可能性があるものは、彼岸帰航と春色小径だけですかねー。私、物事が続かないタイプでして…クリスタライズシルバーも、いつかはやりたいとは思っているのですが、いかんせん難しいのです。
その点、花映塚耳コピは楽ちんなんですよ。あくまで他に比べれば、ですけど。

明日にでも、新しい記事を書こうと思います。

生存報告

ハーイ
私はこのとーり生きておりますよー
まだまだ失踪はしないつもりですぞ〜

さて、明日からテストです…

期間中、一度くらいは記事書こうかなと思っていたのですが…だめでした…くっ
実際、「日常」のロゴをネタに画像とかも準備していたのですがね…

しかも、テストが終わっても、まだ提出しなきゃな課題が残っているのですよ…
理系苦手なのに、理系の学校(それも電気科)に来てしまった私を恨みます。ぱるぱる〜


さて、何かしら雑談でも。

…そうですね、私が数年前からよしなにして頂いているゲームエンジンで、GameMakerってのがありまして。
なんでも、海外ではMultimedia Fusion(現:Clickteam Fusion)と並んで有名らしいのですが、日本ではどちらもイマイチ…な感じですかね。

なにか例を挙げるとすると、少し前に話題になったDownwellPlease, Don't Touch AnythingなんかがGameMaker製ですね。その他、I Wanna Be the Guyの二次創作も、大抵GameMaker製。
ちなみに、I Wanna Be the Guyの本家やI Wanna Be the Boshyなどは、Multimedia Fusion製です。

私自身は、GameMaker: Studioにバージョンアップする前からお世話になっていたのです(GameMaker 8.0の頃からですね)。
それが、最近、全然触っていなくて、久々にYoYo Games(GameMakerの現:開発元)のホームページを眺めていたら、なんとGame Maker Studio 2なんてものが登場していたのですね。

おお、これは良さそう…

Studioになった時点では、正直、無印との差異が、あまりわからなかったんですよね。なんか黒くなった、って印象ばかりが残っていたのですが、今回は完全書き直しという事で、雰囲気もガラッと変わっているような気がします。

まだベータ版ということですし、Studioとは違って、無料版ではかなりの機能制限があるみたい。
Win/mac/Ubuntu向けに出力可能なDesktop版は$99.99と、わりとお手頃な価格設定になっているので、そのうち購入してみようかと画策しています。

…重ねて言いますが、ステマじゃないですよ?
ほらなんか、自分の気に入ったものって、紹介というか、発信したくなるじゃないですか。ん?私だけ?


まあ、落ち着いたら、また更新するようにしますので、どうか何卒。

ではでは〜

クリスタライズシルバー途中経過

追記:いつの間にやら、300PV突破してました。
こんなブログに時間を費やして頂いて、ほんっとにありがとうございますm(_ _)m
正直、1日に1人読んでくれたら御の字かな、という考えのもと書き始めたものですので、正直ビックリしています…ありがとうございます。


また更新が空いてしまいました。
ま、まあでも、クリスタライズシルバー耳コピをしていたので、ノーカンですよ、ノーカン。
ただ…

アホほど難しい!!
いやマジで。

イントロの発狂ピアノが中々エグい。
なんなのアレ。
多分 音外れまくりです…
あと、なんかよく聴いてると発狂アコギっぽいのもある気がします。いやあああ
それでなくとも、妖々夢以前の曲は、何かとテンポだのピッチベンドだのがえらい細かく設定してあって、ほんとに耳コピが難しいんですよ…

とりあえず途中経過の報告ってことで、Soundcloudに上げておきますね。

ぐだ雑談

寒いですねぇ、最近。
まあ冬ですし、当たり前といえば当たり前なのですが。
マフラーとミトン必須の毎日です。
私の周辺では、さほど雪は降っていませんが、なんでも彦根のあたりがヒドいコトになっているそうで。なんでも、滋賀の中でもなぜか彦根だけが大雪らしいのです。彦根出身の友人がそんなことをボヤいておりました。
そんな局地的な大雪ということは…レティさんファンのみなさん、会うなら彦根ですよー!


さて。

ここ2日ほどなのですが、新しい記事の投稿どころか、既存の記事の更新すらすることができませんでした…
ほんっと、すみません。
平日なら、講義を聴いている間、聴く必要のないものだと、暇なのでちょくちょく更新できるのです。
休日だと、休みにかまけてどうにも筆(?)が進まず…
このようなブログなのに、1日に10〜20人ほど、見てくれている方がいるのですし(本当にありがとうございます)、もう少し頑張らないとですね。

とりあえず、フォント関連は帰宅してPCを使わないと厳しいので、雑談でも。

まず、東方人気投票の話。
数日前の絶望記事にて話しました通り、人生初の人気投票をしてきたのですが、私としたことが、レティさんに投票するのを忘れてしまうという大失態をやらかしてしまいました。

はい。個人的に一番好きなキャラクターは、東方妖々夢1面ボスレティ・ホワイトロックなのです。

いや〜…深夜だったこともあってか、テンションが変なコトになっておりまして…
それにしても、うっかりという言葉では償いきれない大失態。
つらたん。

償いとしてクリスタライズシルバー耳コピでもしようかなあ。支援作品として使えるかもしれないし。


次は、The NAMM Show 2017
まずもってそれ何ぞやという方もいるかも知れませんが、まあ簡単にいうと、様々な楽器・音響機器メーカーが集まって、製品を展示したり、新製品を発表したりする、年に一度の祭典ですね。
それが、カリフォルニア現地時間で2017/01/19〜22の間、開催されていたのです。もちろん、私は行けていませんけど。

個人的なビッグニュースは、HALion 6をはじめとするHALionシリーズのメジャーアップデートと、Rolandが何やら頑張っていたということくらいでしょうか。

最初にHALion 6HALion Sonic 3Absolute 3の登場を知ったときは、正直「おや?」と思ったんですよね。
いやもちろん、HALionのメジャーアプデは結構なことなのですが、それよりもAbsolute 3の方が気になりまして。
Absoluteとは、SteinbergVSTインストゥルメントをこれでもかとばかりに詰め込んだ、チョーお得なバンドルパックです。
今までメジャーとなっていたAbsolute 2だと

  • HALion 5
  • HALion Sonic 2
  • Groove Agent 4
  • The Grand 3
  • HALion Symphonic Orchestra
  • Padshop Pro
  • Retrologue 2
  • Hyphonic Dance
  • Triebwerk
  • Dark Planet
  • Zero Gravity

が入っています。すごい。欲しい。
個々の金額に換算すると、大体ではありますが、およそ半額で買えちゃうことになりますね。

そんなAbsoluteですが、個人的には 「3」の名を冠するにはやや時期尚早なのではないか…なんて思ったりしたのです。
いやだって、今のところ、なにか新しいインストゥルメントが追加される訳でもなく、HALionシリーズがバージョンアップしただけじゃないか…と、考えちゃうじゃないですか。
そんなことを言ったら、今までだって、Retrologue 2が登場したときには、Absolute 2の内容がこっそりと差し代わっていたのですし。

しかし、HALionの更新内容を見て、これは確かに凄い、と、思うようになりました。「3」格上げも納得です。
…別に、ステマじゃありませんからね?私 持っていませんし。そこんとこヨロシク!

HALion 5の更新内容は、どちらかというとシンセよりのバージョンアップで、生音をよく使う私としては、魅力的とは言い難い面もあったのですが、今回のHALion 6は、まさに私の期待通りの内容。
HALion&HALion Sonic共通で、ウェーブテーブル方式のシンセと、グランドピアノのモジュール×2、ブラスアンサンブルモジュール、ストリングスモジュール、シネマ系のライブラリ。
Steinbergは音源を全部 HALionに集約しようとでも思っているのですかね。The Grand顔負けです。
それと、なんか各音源のUIが、それとなくNative InstrumentsのKOMPLETEシリーズっぽくないですかね?(笑)

それだけでなく、HALion限定機能のライブサンプリング機能と、HALionスクリプトが。
…ん?スクリプト
そう、各パラメータ等を、スクリプト言語で制御できるようになるらしいのです。R、Reaktor…

すごいですねえ。なんか。
あと、パッケージがカッコいい。
ものすごく欲しくなってきました。

で、Rolandの新発表製品の方はというと。

お、多い…
最近 低迷しつつあると風の噂には聞いていましたが、やはりそこはMIDI黎明期を築いた老舗のこと、まだまだ現役のようです。

古くからUSBオーディオインターフェイスの一角を担ってきたUAシリーズは、Rubixという名称に置き換わるようですね。かくいう私の使用しているオーディオインターフェイスも、UA-1EXというエントリー向けの製品です。
見た限り、今後はエントリー向け製品は「GO:〜」という形式になるのでしょうか。

何より気になるのはRoland Cloudの存在。
サブスクリプション方式というのは、支払った金額に見合った期間の間だけ、ソフトウェアの使用権利を得られる方式の販売形態のことをいいます。最近はこれが増えていますよねえ。
SONARは少し事情が違い、メンバーシップ方式というものを採用しているのですよ。総計12ヶ月分払ってしまえば、その後は払わなくとも、アプデできない代わりにずっと使えてしまうのです。こちらの方がいくぶん安心できます
やっぱり、個人的にはあまりこういうのは好かないですね。やはり、永劫確実に使用できるというのは、それとは違う安心感があるものです。
しかし、お試し版という感覚で1ヶ月分だけ購入してみるという方法も採れるので、やはりそこは一長一短といったところでしょうかね。

さて、まだまだ書きたいことがなくもなかったのですが、もうそろそろ帰宅できそうなので、今回はココまでにします。
帰ったら、クリスタライズシルバーでもコピろうかな。

「さよなら絶望先生」ロゴのフォント

第13回東方Project人気投票、急いで投票してきましたよ。
実は、今回で初めてだったんですけどね…結果がとても楽しみです。

最近、投稿済みの記事の更新ばかりで、新しい記事を書いてなかったので、アニメロゴのフォントの話をば。
そこっ!ゆず家さんのパクリだとか言わないっ!

実際のところ、ゆず家さんの影響でフォント道にずぶずぶとハマっていった私ですので、むしろリスペクトのようなモノだと考えていただけると、私の面目も保たれるというものです。顰に習っているのです。お願いしますよー


さて、タイトル通り「さよなら絶望先生」のフォントについて触れていきたいと思います。
これも何番煎じになるやらわかりませんが

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「さよなら」の部分には、フリーフォントNatsumikanHIR(グレイグラフィックス) が使用されています。
かなのみのフォントで、円を基調とした丸っこいデザインが特徴です。なんだか、ちょっぴり和やかな気分になれますよね。
それにしても、こういう1バイト入力方式のかなフォントって、打鍵するの時間かかりますよねぇ。時間どろぼうです
現在ではグレイグラフィックス様のホームページが閉鎖されてしまっているようで、二次配布に頼る他なさそうです。

絶望先生」の部分は、皆さんご存知 昭和モダン体(MPC) 。通常より縦比率を120%ほどに引き上げています。
ややレトロな雰囲気を持つ、とてもユニークなフォントですね。「絶望書体」として一時期流行ったそうです。
こちらは、かつてMPCという企業が書籍として販売していたMPC看板フォントシリーズのひとつです。デザイン系フォントの開発を数多く手掛けてきた、稲田茂さん作のオリジナル書体のようですね。現在はもう亡くなられてしまったそうですが…残念です。
今では株式会社MPCが離散してしまったため、書籍は絶版、その他のダウンロード販売なども終了しています。
ですが、稲田さんが生前に制作された書体の管理と販売を請け負っている六歌仙という企業が、唯一 現在でもダウンロード販売しています。
絶望先生イラスト付きCD-ROM版(非営利使用限定)なんてのも販売されているそうですよ。


それにしても、絶望先生のアニメ4期は…それこそ絶望的でしょうね。
藤吉晴美の声を担当していらっしゃった松来未祐さんが亡くなられていますし…本当に残念です
それでなくとも、今のご時世、放送しづらい事情もあるのでしょう。

それよりも、「絶望」の作者 久米田康治さんが最近連載しているかくしごとのアニメ化に期待ですね。
シャフトが単行本発売記念のアニメPVなんかも作っちゃってるくらいだし。
そして安定の神谷である。
とか言いつつも、実はまだ原作読んでないんですけどね…買わなきゃ(使命感)

東方Projectの代替音源を列挙してみる

(2017/10/17 VGを中心に色々追記)



記事が長くなりすぎたため、分割。

書きかけですので、随時追記予定です。
あらかた書き終わった…はず。

思いついたものを挙げていきます。大抵どんな音源にもマイナーチェンジ版とかがある訳ですが、そんなものを挙げても入手のしづらさは変わりませんので、なるべく「現在入手しやすいもの」を中心に紹介する予定。
もちろん、これらの音源に頼らずとも、素晴らしい耳コピや東方風を作っておられる先人方もたくさんおりますので、あくまで参考のひとつとして捉えていただけると幸いです。


作品別音源リストはこちらを、各音源の解説はこちらを参照してください。

一部の音源のサンプルをこちらにて公開しています。良かったら見てね。


と、その前に。

最近、オークション・フリマサイトにてLM-4 MKIIやSuper Quartet、初代VG、VGEEなどがよく出品されていますが…明らかに怪しいです(と、個人的にそう思います)。
ebayとかならともかくとして、国内のオークション・フリマサイトにこれらが出品されることはそうそうありません。特にSuper Quartetの場合、ほぼありえないといっても差し支えないでしょう。
過去にも同じ音源を幾つも出品していたり、商品説明に「ユーザー登録できない云々〜」というようなことが書かれていたら、ほぼ間違いなく割れと言えます。
事実、私が個人的に調べたところ、先に挙げた4つの音源は割れが出回っているようです。一方で、VG2やGA3などは割れが出回っていない?ようで、それらに限って出品されていないという事からも、怪しいというのがわかります。
これについてはどうしても自己責任という事になりますので、わざわざ止めようとは思いませんが、出品者はもちろんのこと、割れであると理解している上で購入するというのも違法になります。
まあ、要はそういうのには気をつけるようにしてくださいね、という話です。


SDシリーズの違い

  • SD-80(EDIROL/Roland)
  • SD-20(EDIROL/Roland)
    • SD-90からオーディオインターフェース機能とマルチエフェクト機能を削除した下位互換機。
      上位機種であるSD-90/80には、ClassicalContemporarySoloEnhancedSpecial 1Special 2といった、計6つの音色マップが用意されていますが、このうちEnhancedマップSpecial 1マップSpecial 2マップはマルチエフェクトを用いるので、SD-20には収録されていません。
      しかし、神主はSoloマップの音色を使うことが多いので、曲によってはほぼ再現できると言っても過言ではないですね。
  • SD-50(Roland)
    • わりと最近に発売された音源モジュールで、他のSDシリーズと全く互換性がありません。どちらかといえば、Sonic Cellの廉価版という感じです。当然、ZUN音色は一切収録されていません。
      こういった事情もありますので、今後この記事で取り扱う「SDシリーズ」には、この機種は含めないこととします。

SD-90 (EDIROL/Roland) の代替音源

  • SD-80(EDIROL/Roland)
    • 上記の通り、内蔵音源部は同じなので、完全再現が可能です。
  • SD-20(EDIROL/Roland)
    • ClassicalマップContemporaryマップSoloマップが収録されています。それ以外についても、音色エディット等で雰囲気は似せられますね。
  • Orchestral(EDIROL/Roland)
    • オーケストラ系の楽器のみを収録したソフトシンセで、音色の雰囲気がSoloマップに似ている…ような気がします。個人的に。
  • Hyper Canvas(EDIROL/Roland)
    TTS-1(Cakewalk/Roland)
    • Classicalマップのみを収録したソフトシンセです。頑張れば、似た雰囲気の音が作れるかもしれないですよ。両者とも内容は同じで、TTS-1はSONAR(Cakewalk/TASCAM)にバンドルされています。

Super Quartet (EDIROL/Roland) の代替音源

  • SDシリーズ(EDIROL/Roland)
    • 同じブランドの製品だからか、やはり雰囲気が似ています。音色エディットで、どうにかなる…はず!特にベースやアコギは似せやすいと思います。Jazz Bass等の同名プリセットもいくつか含まれています。
      ただ、Rock Bass等、同名でも大きく音色が違うものもあるので注意してください。

The Grand 3 (Steinberg) の代替音源

コレ!…というものはありませんが、わりとメジャーなピアノをサンプリングしているようですので、他のピアノ音源でも代用が効くのではないかと思います。
Yamaha C7やStainway&Sons Model Dをサンプリングしたものが理想的なのかもしれませんが、実際にはエフェクト次第でどうにでもなるものです。


Virtual Guitaristシリーズ (Steinberg, Wizoo) の代替音源

初代VGとVG2に収録されている「Ultra Ⅰ」「Ultra Ⅱ」は、サスティンのみとなりますが、AIR Music TechnologyのXpand! 2に「Simple Powerchords+」として収録されています。VGの開発チームであったWizooが現在のAIR Music Technologyにあたる為であると思われます。2500プリセットを収録しているだけあって普通に使えますし、セールにより¥100で販売される事が日常茶飯事と化している音源ですので買っておいて損はないと思います。ちなみに私は無料セール(!?)で手に入れました。
また、VGシリーズのリメイクとしてUJAMからVirtual Guitarist IRON/AMBER/SPARKLEが販売されています。VGシリーズの開発者の一人であり、Wizooの創業者でもある方の支援のもとで開発された、らしいです。IRON・SPARKLEはエレキ、AMBERはアコギですね。
かなり仕様が変わっていますが、他にリズムギター音源がほとんどないというのも事実で、思いつくものと言えばRob PapenのRGくらいのものです。


Monologue・Prologue (Steinberg) の代替音源

Monologueは、今やCubaseにバンドルされていないだけあって、調べてみてもあまり情報が出てこないんですよね。画像を見た限りでは、OSC×2、LFO×1の至ってフツーなシンセだと思うのですが…OSCで生成できる波形が4大波形(Sine、Triangle、Square、Sawだと個人的に思ってます)だけなのであれば、Retrologueあたりで再現できない事もなさそう…?
Prologueはポリフェニック対応の減算方式シンセサイザ。OSC×3、LFO×2というのは今時珍しくもありませんが、エンベロープジェネレータが4つというのは見た事ないですね。収録波形が結構多彩っぽいので、他の音源での再現は厳しいかもしれません。


Retrologueシリーズ (Steinberg) の代替音源

うーん…これもアナログシンセですからねぇ。フリー音源の有名どころだとSynth1あたりが傾向としては近いですね。ただ、スペック的に色々とSynth1では役者不足な部分も…LFOの数や搭載エフェクトの他、特にフィルタの種類がRetrologueの場合 12種類とズバ抜けてます。
また、Retrologue 2ではOSCが1つ追加され、フィルタも24種類に増加。さらにアルペジエータも搭載されているので、Synth1ではやや厳しいかも…
他の音源に比べると低価格ですし、USBドングルも不要ですので思い切って購入してしまうのも手ではないでしょうか。


LM-4 MarkⅡ (Steinberg, Wizoo) の代替音源

LM-4系統の製品はすべて廃盤となっており、これがまた特徴的な音が多く、再現は難しいです。LM-4 MarkⅡが特徴的というよりは、Processed Studio Kitsが特徴的といった感じですけど。
強いて言うならば、Cubase SXシリーズにバンドルされているLM-7を狙うのも手ですね。Mod KitやCompresser Kitが収録されているようです。 VST Classics Vol.3みたいな感じで公開されると良いんですけどね
追記 : Steinbergより互換性の維持という名目で、LM-7が無償でダウンロードできるようです。ただ、利用できるのはCubaseでのみとなります。また、32bitプラグインである為、Cubase 9以降のバージョンでは使用できません。先程言った通りSteinberg以外のVSTホストでは使えないようになっている為、jBridgeなどを介することも不可能…要は、Cubaseかつ8以前のシリーズでなければ、使う方法はないことになりますね。この通り、いくつか制約はありますが、LM系統の音を手に入れるには最も手軽な方法です。
(こをりさんにコメントで情報提供いただきました。ありがとうございます!)


Groove Agentシリーズ (Steinberg) の代替音源

Groove Agent 4は現役なのでともかくとして、問題はGA3とElek Drumsですね。まぁGA3の方はGA、GA2である程度代用が効くとはいえ、いずれも廃盤ですし、Elek Drumsの方に至っては今や入手は不可能と言って良いでしょう。
強いて言うならば、シンセ系のプリセットは、何らかのドラムマシンをサンプリングしたもののようですので、その辺りを調べてみると、なにか発見があるのかもしれません(ぇ


Real Guitarシリーズ (MusicLab) の代替音源

これは絶賛発売中の音源ですので、入手自体は難しくありません。ただ、関係ありませんが、心なしか耳コピが難しい気がします(「アガルタの風」の耳コピをしようとして、最初の8小節を打ち込み終えた時点ではや数時間…結局、その後 体調が悪くなってきて断念したという、世にも恐ろしい話があるのですよ。…はい、私です)。
これも、なかなか特徴的な音が多いですね。特に、Acoustic Steel Stereo(290MB)っていうプリセットとか。
色々なアコギが収録されている上、コード関連の機能も充実していて、コスパに優れているので、通常の用途でも活躍するのではないかと思います。
なんかもう代替音源とか関係ない話してるような。まあいいか。