前々から言っていたやつです。
ふむ、なんか雑談でも書こうかと思ったのですが…
あ、
そういえば、このあいだ夢を見まして。…唐突でスミマセン。
その夢の内容ってのが、学校みたいな所でウサギの着ぐるみ(等身大かそれ以上)に追いかけられるってやつだったんです。
…何だろ、笑顔だけど笑ってない、と言いますか、着ぐるみ特有の無表情さと言いますか…そんなウサたんが誕生した経緯なんかも、何故かやたら細かく設定されていて、それがまた妙に生々しくて、超怖かったんですよ。
最初は、ウサたんに追いかけられるとこから始まり、一旦逃げ切って、なんか他の逃走者が集まってる部屋みたいなとこに辿り着き、あのウサたん誕生の経緯を聞き、そしたらなんか壁を破壊してウサたんが部屋に乗り込んできて、また逃げる羽目になって…その途中で目が覚めました。AM-03:00でした。
何というか…すごいですね。夢って。知りもしないことをあれだけ精密に構築できるなんて。
人間ってすげぇ。
さて、今回は 日常 のロゴフォントについて書こうと思います。
「日常」の部分は、 FOT-筑紫明朝 Pr6 L(フォントワークス) ですね。やや独特な字形を持つ明朝体で、伸びやかな線使いが素敵。
欧文は苦手分野である私ですが、「nichijou」や「arawi keiichi」の部分は、とあるヒントのおかげもあってか Helvetica LT Std Bold(Linotype) だと簡単にわかりました。サンセリフの王様とも呼ばれているフォントですね。
まぁ、ヒントというのは、アニメの中でちょいちょい流れる「Helvetica Standard」というショートコーナーのことです。原作者の方も昔は写植の仕事をしていらっしゃったようですし、多分そういう事ですよね。
元々、HelveticaかArial(Monotype)のどちらかかなーなんて思ったりしていたのですが、Helvetica Standardを一目見て確信しました。
んー、他に書くこともないので、日常ロゴを、他のフォントで作ってみますかね。
A-OTF リュウミン Pr6 L-KL(モリサワ) と、Arial Bold(Monotype) です。
ぱっと見は、わかりませんね。「常」の主張がやや強くなったかも。
A-OTF A1明朝 Std Bold(モリサワ) と、MO ClearTone SG Bold(モリサワ) 。
私、A1明朝、好きなんですよ。もう少し細いウェイトのものがあったら尚良いのですが。
欧文は、モリサワオリジナルのフォントですね。Helveticaなどのメジャーなフォントに負けず劣らず、とても可読性が高いように思います。
FOT-マティス Pro M(フォントワークス) 、Calibri Bold(Microsoft) 。
こうしてみると、マティスは…なんというか、字形設計の方向性みたいなものが、筑紫明朝とやや似ているような気がします。まあ確かに細部は違うのですが、雰囲気に何かしら通ずるものがあると思うのです。…とはいえ、ハネの処理が少し違いますね。
Calibriは、Microsoft謹製のフォントです。Windowsを使っているのであれば、はじめからインストールされているはず。Helveticaなどと比べると、やや丸っこい設計になっているようです。最近の英語版Microsoft Officeでは、これがデフォルトフォントに採用されているそうですね。字形が他より少し小さいので、調整に苦労しました。
小塚明朝 Pro R(Adobe) と、Gill Sans MT Bold(Monotype) です。
「日」がやや横につぶれたように見えてしまうのがネックでしょうか。
Gill Sansは、けっこう有名な欧文フォントですね。字幅の大きい文字と小さい文字にメリハリを利かせており、それと鋭い切り返しが特徴…だと、個人的に思っています。
昭和モダン体(MPC) 、Lithos Pro Black(Adobe) です。
完全にネタ枠。太めのウェイトを持つフォントを選んだので、とてもポップな印象に。
DF金文体W5(ダイナコムウェア) と、Constantia Bold(Microsoft) です。
こちらも、大概ネタ枠ですね。
ですが、金文体の持つ独特の優雅な雰囲気と、セリフ書体であるConstantiaの上品さが相まって、結構良い出来だと思います。こういう看板のバーありそう。
ややはしゃぎすぎてしまったでしょうか。
そんなに丁寧には作っていないので、文字の配置とかバラバラですけど…許して。