とらきす の ぐだログ

とらきすのぐだログ

ぐだぐだとなんかするブログ。

東方Projectの各音源を解説してみる

(2018/01/20 Elek Drumsがディスコンになったので追記)



記事が長くなりすぎたため、分割しました。

作品別音源リストはこちらを、代替となる音源についてはこちらを参照してください。

一部の音源のサンプルをこちらにて公開しています。良かったら見てね。


Studio Canvasシリーズ

SD-90, SD-80

入手難易度: ★★★☆☆

  • 主な使用作品
    • 全作品
  • 主な入手方法
    • リサイクルショップ、オークション、フリマサイト等

言わずと知れたZUN音源の代表格。

SD-90は、かつて大ヒットしたSound Canvasシリーズの後継ブランド、Studio Canvasシリーズの最上位機種です。44.1 kHz/24bitでサンプリングされた1050音色/30ドラムセットを収録しています。
最大48 kHz/24 bitのオーディオIFを内蔵しており、PCで使用するにはUSB2.0ケーブル1本で接続するだけ。簡単! また、オーディオIF部には幾つかのエフェクトが搭載されています。

SD-80は、SD-90からオーディオIFを省いた下位モデルです。ですが、光デジタル出力やプリセット保存機能などが新規に搭載されており、MIDI音源としての機能はむしろ強化されています。
SD-80を鳴らすだけならUSBケーブル1本で可能ですが、鳴らした音をPCへ取り込むには、別途オーディオIFを用意する必要があります。

GM2規格に準拠しているので、ありとあらゆるジャンルに対応できるマルチ音源ですね。下に挙げている他の音源とは違い、ハード音源の部類に入ります。なお、他のSDシリーズとの比較はこちらを参考に…

ClassicalやContemporaryマップの音色は、全体的にバランスが取れていて扱いやすいです。Rolandっぽく、オケに馴染みます。
一方のSoloマップなどには、Rolandにしては珍しく、クセの強い、艶やかというか煌びやかな音色が多いです。

東方Project(旧作や書籍付属CDの楽曲、黄昏作品の楽曲のうち神主制作でないものは除く)の楽曲において、メイン音源として必ずと言っていいほどに使用されています。通称ZUNペットとして知られているRomantic Tpや、Flute VibReed RomanceAtack Clav 2EP Legend 3Oct.JP Sawなどなど、印象に残りやすい音色がよく使われていますね。
ちなみに、神主はほとんどSoloSpecial 1, 2マップしか使いません。

東方紅魔郷、蓬莱人形の楽曲ならば、コレ一台でほぼ完璧に再現できます(SC-88Proが使用されているという話も聞きますが、どうにも自分の耳には見つかりませんでした)。

既に廃盤となっていますが、2019年現在においても、ネットオークションなどで流通していたりしています。楽器店なんかでもたまに置いてあるのを見かけますよ。


Super Quartet (EDIROL/Roland)

入手難易度: ★★★★★

  • 主な使用作品
  • 主な入手方法
    • リサイクルショップ、オークション、フリマサイト等

f:id:trackiss:20170118212723p:plain

ピアノ(アコースティック/ローズ/ウーリッツァ)、ギター(アコースティック/クリーントーン)、ベース(アコースティック/エレキ)、ドラム(アコースティック)といった4つの楽器に的を絞ったソフトシンセ。恐らく、ドラムは使用されていません。

同じブランドであるためか、音色の雰囲気がSD-90そっくりです。音色数が数十音色と少ない代わりに、1つ1つのプリセットに多くのサンプリング容量が割り当てられており、よりリアルな音を鳴らしてくれます。
もう少し細かくいうと、SD-90でいうSoloやEnhancedマップに近い雰囲気を持つ音が多いです。特にピアノやアコギは、いわゆる「幻想的」な感じ。高音がキレイで、良くも悪くもキンキンした音と言いますか… リアルではないですが、よく目立つ音だと思います。

廃盤というのも理由の1つですが、それを抜きにしてもこの音源は特に手に入りにくいです。中期の神主音源には廃盤のものも多いですが、Super Quartetの入手難度はダントツ。中古品が売られている事は殆どなく、オークションやebayなんかで出品されているのは見た事ありませんね。

私は運良くロシアのフリマサイト(っぽい何か)で入手したのですが、改めて探してみるとやっぱり全然見つかりません。DuckDuckGoで検索かけて片っ端から総当たりしてみたのですが、一番下までいっても見つかりませんでした。そういうレベル。

あと、日本のオークションやフリマサイトでやたら安く出品されてるのは、十中八九割れ…つまりは海賊版です。それでも後悔しないと思うのなら買うといいでしょう。割れで儲けてる奴がいるってのは気にくわないですが、そこは自己責任ですし。オレシーラネ

えー、後は… SONAR 2.0とEDIROL HQ Instrumentsシリーズ3製品をバンドルした「SONAR Perfect Solution HQソフトウェア・シンセサイザー・モデル」なんてのも過去には発売されていたようで。
調べた感じだと英語の情報がほぼ皆無だったので日本限定だったのかな? その日本語の情報も、ほぼ無きに等しいものですが。その辺から探してみるのも良いかも知れません。

なお、この音源含むEDIROL HQ Instrumentsシリーズは、Windows XP 64bit版もしくはWindows Vistaの環境において、そのままだとインストールすることができません。ですが、レジストリの値を書き換えることによってインストールすることが可能になります。書き換え方法についてはいろいろな方がまとめてくださっているので、ググってそちらを参照してください。

それと、もしかしたらこれは私だけかも知れないですが、Windows 7 (x64)〜 だとDXi版が使えません。インストールはできるのですが、起動できないのです。
DXiを提唱しているCakewalk(とMicrosoft)が作ったSONARで動かないんですから、これはもう他のDAWでも無理なんじゃないかな? DXi対応してるDAWなんて、他に知りませんけど… 確かReaperが対応してたっけ。覚えてないや。
Cakewalkフォーラム見た限りでは私だけではないようですし、大人しくVSTi版使いましょう。


The Grand 3 (Steinberg)

入手難易度: ★☆☆☆☆

f:id:trackiss:20180108162125p:plain

ピアノ/キーボード音源。
Yamaha C7Bösendorfer 290Stainway Model DYamaha CP-80Nordiskaの音が収録されています。各音色毎に、鑑賞者側の立場から収録された「Close」、奏者側の立場から収録された「Player」が用意されています(CP-80除く)。

Cubase 6に付属しているThe Grand SE 3の60日間体験版では、Yamaha C7とNordiskaのみを収録しているとのこと。神主はよくYamaha C7のプリセットを使っているので、SE 3でも再現には困らないかもしれません。もっとも、最近ではModel D等のプリセットも使われていますし、ダブルスポイラーが2010年発売(Cubase 6は2011年発売)という事を考えると、神主ははじめからTG3を使用していたと考えるのが自然です。

収録されているのは有名なピアノばかりですし、そこまで追求しないのであれば、別のピアノ音源でも十分に代用できると思います。エフェクト次第でどうにでもなる。

The Grand 3は、Cubaseにはバンドルされていませんので、別途購入するしかありません。SE 3でもいいと言うのであれば、Cubaseに付属してくる体験版を低価格でアクティベートする、という手もありますね。


Monologue・Prologue (Steinberg)

Monologue
入手難易度: ★★★☆☆

f:id:trackiss:20180108162932p:plain

Prologue
入手難易度: ★☆☆☆☆

  • 主な使用作品
  • 主な入手方法
    • Cubase (Studio/Essential) 4
      Cubase Pro/Artist/Elements 9

f:id:trackiss:20180108162940p:plain

Monologueは減算方式のモノフォニックシンセ、Prologueはポリフェニックシンセです。Cubaseシリーズにバンドルされています。
シンセベースとして使用される例が多いようです。

Prologueについては、2019年現在、Cubase Elements以上のエディションにバンドルされています。別売りはされていませんので、Cubaseを買う他に入手する術はありません。もしくは、Cubase AIがバンドルされている製品を買うとか。余程ありえないと思いますが、Nuendo Expansion Kitという手もなくはないですね。ないでしょうけど。

MonologueはCubase 7以降にはバンドルされなくなり、別売りもされていません。廃盤です。


Retrologueシリーズ (Steinberg)

Retrologue
入手難易度: 2で代替可能

Retrologue 2
入手難易度: ★☆☆☆☆

f:id:trackiss:20170118212743p:plain
画像は Retrologue

古き良き減算方式のアナログモデリングシンセ。ポリ/モノ両対応で、力強い出音と扱いやすい操作性がウリ(だと個人的に思っています)。フリーソフトとして有名なSynth1の高級版的な印象です。
現在ではRetrologue 2へとバージョンアップを遂げています。下位互換性がありますので、Retrologue 2さえあれば、Retrologueを再現可能です。

鳥船遺跡で初めて使われて以来、使用頻度がどんどん上がっていっています。今やSD-90よりも使われているかも。燕石博物誌以降はRetrologue 2へ乗り換えたご様子。

2019年現在、Cubase Artist以上のエディションにRetrologue 2がバンドルされています。コレ単体でも販売されており、特にこの製品はアクティベートにUSB-eLicenserが必要ないので、Steinberg社の商品を買ったことがないという方でも手を出しやすいのではないでしょうか。


Virtual Guiaristシリーズ (Steinberg, Wizoo)

Virtual Guitarist
入手難易度: ★★★★☆

  • 主な使用作品
  • 主な入手方法
    • リサイクルショップ、通販、オークション、フリマサイト等

Virtual Guitarist Electric Edition
※VG1に準ずる

VG
f:id:trackiss:20170118212830p:plainf:id:trackiss:20170118212917p:plain

VGEE
f:id:trackiss:20170118213048p:plain

VG2
f:id:trackiss:20180619003630p:plain

リズムギターに特化した音源。アコギも、エレキも、あるんだよ。
コードを指定してやるだけで、DAWのテンポに追従してジャンジャカギャンギャン鳴ってくれます。ただ、収録されているのはコード音だけですので、主にバッキングとして使う事になるかと。

第一弾のVGがリリースされた後、わりとすぐにVirtual Guitarist Electric Editionも発売。こちらはエレキギターに的をしぼっていて、初代(というかUltra Ⅰ)に比べてラフな音色が多い印象。また、VSTとして単体で利用できるエフェクタが付属しています。

少し経ってからVirtual Guitarist 2がリリース。VGとVGEEの音色が全て含まれています。グラフィカルなリフのエディタなどが搭載され自由度が大幅に広がり、また操作感も大幅に変わりました。エフェクタは一新されており、VGEEとの互換性はありません

かなり長期に渡って使用されており、神主が所持していたのはVGVGEEの2つであると思われます。また、VG2だけでも一応は再現可能です。
ですが、VGEEに付属しているエフェクタが永夜抄花映塚あたりでかなり頻繁に使用されています。主にディレイやフランジャー、リバーブなどのエフェクトが、ギターに限らず色んなパートに挿さってます。

今では全て廃盤となっており、入手は難しいですね。オークションか、中古店を練り歩く他ないでしょう。
一応、Studio Case、Studio Case ⅡというSteinbergVSTバンドルにVGEE SEが入っていたようですが、東方曲で使用されたプリセットは収録されていないようです。

ちなみに、こちらの音源はSteinbergWizooの共同開発となっています。Wizooは主にサウンドライブラリを取り扱っていたメーカーで、かつてSteinbergとタッグを組み、数多くの名作VSTiを世に送り出した猛者として知られています。VGシリーズをはじめとして、HALionシリーズの前身であるHypersonicシリーズThe Grand 2、後述するLM-4 MarkⅡ、他にもVirtual Bassistなんてのもリリースしていましたね。これら全てにWizooが関わっています。現在では、Avid社の傘下にてAIR Music Technology名義で活動しているご様子。
(:wizoo:) ←こんなロゴマークでしたね。たしか。


LM-4 MarkⅡ (Steinberg, Wizoo)

入手難易度: ★★★★☆

  • 主な使用作品
  • 主な入手方法
    • リサイクルショップ、通販、オークション、フリマサイト等

f:id:trackiss:20170118213949p:plain

ややチープな印象のドラム音源。というかサンプラー、ドラムマシンに近いです。Groove Agent 4〜やBatteryシリーズに近いスタンス。
近頃のドラム音源とはまた違った使いやすさがあります。とても軽いですし、パッと立ち上げて気軽に使えます。

パッケージはCD-ROM2枚組となっており、1枚目にはLM-4 MarkⅡのインストーラWizoo Default Kits、Latin Kit、サウンドループ集が、 2枚目にはBitbeats Kit、Steinberg Kits、Steinberg Vinyl Kits、Wizoo Processed Studio Kitsが収録されています。また、拡張音源としてKit Connectionシリーズなんてのもリリースされています。

妖々夢星蓮船にて使用されています。鳥船遺跡でも少し。
神主はWizoo Processed Studio Kitsしか使っていないようです。その名の通りWizooスタッフが加工しまくった特徴的な音ばかりで、ベタ打ちでもかなり東方っぽく聴こえます。

現在は廃盤となっています。LM-7やLM-9なんてのもあるみたいですが、概して手に入りにくいです。海外オークションでないと、なかなか出品されていないと思います。
無印のLM-4にはWizoo Processed Studio Kitsが収録されていませんのでご注意を。


Groove Agentシリーズ (Steinberg)

Groove Agent 3
入手難易度: ★★★★☆

Groove Agent 4
Groove Agent 5で代替可能

Groove Agent 5
入手難易度: ★☆☆☆☆

  • 主な使用作品
    • 紺珠伝〜
  • 主な入手方法

Groove Agent SE 4
入手難易度: ★☆☆☆☆

  • 主な使用作品
    • 紺珠伝〜
  • 主な入手方法
    • Cubase (Artist/Elements) 7.5
      Cubase Pro/Artist/Elements 8.5
      Cubase Pro/Artist/Elements/AI 9

Elek Drums
入手難易度: -

  • 主な使用作品
    • 紺珠伝
  • 主な入手方法
    • Steinberg Online Shop
      廃盤になったっぽいです。DL販売のみという特性上、中古で手に入れるという方法も絶望的と言えるでしょう

f:id:trackiss:20170118214205p:plain
↑ GA2
↓ GA4

f:id:trackiss:20170118214825p:plain

マルチジャンルなドラム音源。
LMシリーズの後継ですね。2017年現在、上位版であるGroove Agent 4は別売りで、廉価版であるGroove Agent SE 4Cubase AI(8.5以前の場合はElements)以上のエディションにバンドルされています。Cubase 7以前だと、Groove Agent ONEがバンドルされていましたね。
もともとGAシリーズは他のドラム音源に比べてやや特徴的な操作性を持っていましたが、GA4では前バージョンのGA3から大幅にUIが変更され、もともとサンプラーベースのUIを持っていたONEに近い操作性(いわゆるMPCスタイル)に切り替わりました。音のリアルさはともかくとして、他の音源よりも手軽で、しかも柔軟性が高い印象がありますね。

ダブルスポイラー伊弉諾物質ではGA3が、紺珠伝以降ではGA4GASE4、そして拡張ライブラリのElek Drumsが使用されています。
…はい、GASE4です。なんと、GASE4には収録されているが、上位版であるはずのGA4には収録されていないというプリセットがあるのです。「凍り付いた永遠の都」と「パンデモニックプラネット」に使用されているプリセットですね。@Wikiによると、それぞれHip Hop Kit 01Dubstep Kit 01という名称のもよう。この2つ、秘封でもちらほら使用されていますね。ヤマハに問い合わせてみたところ、これらはCubase付属している「Production Grooves」もしくは「Allen Morgan Rock-Pop Toolbox」というライブラリに収録されているものだそうです。つまり、GASE4というよりはCubaseバンドルの非売品ライブラリがあったという事になりますね。

ちなみに、GA3とGA4では互いに互換性がなく、GA4だけを購入したとしても、GA3の音を完全再現することは不可能です。もまた然り。

しかし、神主がGA3において使用していたプリセットは、その多くがGroove Agent 2で代用できちゃうんです。もちろん、神主が実際にGA2を使っていたという可能性もありますね。かくいう私も、GA2とGA4のみを持っている系の人ですし。
また、調べた限りでは初代Groove AgentとGA2の間にもほとんど差はないようなのです。強いて言うならば、ほんの幾つかプリセットが少ないという事くらい? 見た感じだと、東方で使われているGA2のプリセットは全部収録されているっぽいので、こちらでも充分代用できる筈。 一部の曲で使われてる?っぽいMetal Crashが収録されていません。逆に言えば、それ以外は全部入りです。

なお、Elek DrumsはGA4、SE4、ONE向けの拡張音源のため、〜GA3では使用できません

GA1とGA2、GA3、Elek Drumsは既に廃盤となっています。もしも神主曲を完全再現したいのであればGA3とGA4、Elek Drums、Cubase AI(もしくはそれ以上)の4つを手に入れる必要があるのですが、Elek Drumsのかつての入手方法はDL販売のみであった為、中古品として出回る可能性はほぼ皆無であると言えるでしょう。幸いにもSteinberg製品はライセンス譲渡が比較的簡単に行える為、不要になった人から譲りうけるというのが最も現実的なElek Drumsの入手方法となります。

また、先述の通り「妖精大戦争」「未知の花 魅知の旅」等の一部の曲を諦めるならば、GA3を持っていなくともGAやGA2で代用可能です。
なお、Studio CaseやStudio Case Ⅱに入っているGroove Agent SEには東方曲で使用されたプリセットは収録されていないので注意してください。


Real Guitar (Music Lab)

Real Guitar 無印〜4
※Real Guitar 5で代替可能

Real Guitar 5
入手難易度: ★☆☆☆☆

  • 主な使用作品
  • 主な入手方法
    • パッケージ・DL販売

f:id:trackiss:20170118214845p:plain 画像は RG4

リアル志向なアコギ音源。
VGシリーズとは違い、単音毎にサンプリングされている、まぁいわゆる普通のサンプル音源です。でもコード周りの補助機能や奏法も充実していて、リズムギターとしても…使えないこともない。

伊弉諾物質〜で使用されています。「アガルタの風」が印象的ですね。販売時期等から勘案すると、Real Guitar 3を使っているものと思われます。

現在ではReal Guitar 5が販売されていますが、「REAL GUITAR CLASSIC」として従来の音色も収録されているようです。


Electri6ity (Vir2 Instruments)

入手難易度: ★☆☆☆☆

  • 主な使用作品
  • 主な入手方法
    • パッケージ・DL販売

大容量のエレキギター音源。
8本のエレキギターを忠実に再現し、そのサンプリング総容量は20GB後半!という代物だそう。ピアノ音源なんかは、今や数十数百GBが当たり前となっていますが、ギター音源でとなると、これがなかなか珍しいのです。Prominyは例外。あれは化け物です。マルチエフェクターやアンプシミュレータなんてものも搭載しているようで、まさにオールマイティなエレキギター音源という訳ですね。

輝針城〜ではVGに取って代わりガンガン使用されています。長年使われ続けていたVGシリーズも、Electri6ityの登場により終焉の時を迎えたのです。どちらも性質の全く異なる音源ですので、通常用途ならば競合することはないと思いますけれどね。

実はElectri6ityの名前が判明するまでは、Real LPC(Music Lab)+VST Amp Rack(Steinberg)が使用されているのではないか、という説もあったのです。VST Amp Rackは、Cubase Elements以上のエディションで使用できるアンプシミュレータですね。実際これでも似たような音が再現できているようなので、もしかしたらこちらも使用されているのかもしれません。


Trilian (Spectrasonics)

入手難易度: ★☆☆☆☆

  • 主な使用作品
  • 主な入手方法
    • パッケージ・DL販売

f:id:trackiss:20170118214944p:plain

オールラウンダーなベース音源です。
世界中のありとあらゆるアコースティック/エレキ/シンセベースをこれでもかとサンプリングしたその総容量、36GB。如何にもSpectrasonicsな感じの、膨大かつ綿密に作り込まれたそのプリセットは圧巻です。音のリアルさとライブラリの数は、現状最強レベルだと思いますね。まさに「これさえあれば、何もいらない。by Microsoft」ですよ。ベース音源はこれ一つでお腹いっぱいです。

エレキベースの他、シンセベースがよく使用されています。特にアルペジエータを利用したプリセットが多用されているみたいですね。ライブラリの数が多すぎて、音を探すのが大変です。


Ezdrummer (Toontrack)

入手難易度: ★☆☆☆☆

  • 主な使用作品
  • 主な入手方法
    • パッケージ・DL販売(現在は2)

f:id:trackiss:20170728235712p:plain 画像は Ezdrummer 2 + Pop/Rock EZX

そこそこ有名なドラム音源。三大ドラム音源の一つに数えられている…らしい、です。
その名の通り、直感的な操作性と低価格がウリ。…とはいえ、拡張ライブラリを買っていくタイプの販売形式になっていますので、価格面は人によりますね。

鳥船遺跡弾幕アマノジャクにて主に使用されていましたが、以降の秘封作品でもちらほら使用されています。Ezdrummerに標準搭載されているライブラリと、拡張ライブラリのElectronics EZXが主に使われています。鳥船遺跡ではClaustrophobic EZXなんてのも使われていたみたいですね。

現在ではEzdrummer 2となって販売されていますが、実は初代Ezdrummerの標準ライブラリが収録されていないのです。ですので、この場合は拡張ライブラリのPop/Rock EZXを別途購入する必要があります。


音・辞典 VOL.3 自然 (データクラフト/イメージナビ)

入手難易度: ★☆☆☆☆

  • 主な使用作品
  • 主な入手方法
    • DL販売
    • リサイクルショップ、オークション、フリマサイト等(パッケージ版)

雷鳴や水音などの環境音を中心に収録した素材集。
使いやすい音が多い、らしいです。地味にVGシリーズの次くらいに長く使われていますね。しかも現役。
風神録〜の環境音はたいていコレです。

現在では運営会社が変わり、ダウンロード版のみの販売となっているようですね。